シニアキャンパーおやじのお山歩記

車中泊旅行や登山が大好きな、キャンパー親父のブログです。
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青春18きっぷで、最北を目指して。その1 大阪~新潟

 猛暑が続くこの夏。初めて青春18きっぷを利用しての列車旅にチャレンジをしてみました。行先は最北の地、礼文島。
 もう、40年以上前の大学3年生の時に、学友と共に北海道を旅した時に、稚内から礼文島、利尻島を巡ろうとしたが、台風の襲来で島に渡るフェリーは欠航。3日間待ったが波が治まらず島に渡るのを断念した。その後、何度か北海道は訪れたが島に渡る機会が無く、今回は、そのリベンジも兼ねて稚内から礼文島を目指すことにした。


 行程は、往路は青春18きっぷを使って普通電車を乗り継いで、北陸本線、羽越本線の日本海側を新潟、秋田、青森へ、そして青函トンネルで函館へ渡り、札幌、旭川、名寄を通って稚内へ向かう、3泊4日の列車旅とした。
 礼文島に渡ってからは、トレッキングとしま山100選の礼文岳の登頂をして、帰路は稚内から札幌への都市間バスと、苫小牧から敦賀へのフェリーで帰る計画とした。


 台風が吹き荒れたお盆休み明けに、兵庫県の自宅を出発した。改札口で1日目のスタンプを押して貰い、1本目は始発の大阪行き列車に乗り込む。
 大阪駅で米原行快速電車に乗り換え、米原駅で敦賀行きの普通電車に、更に福井行き、金沢行きと5本の普通電車を順調に乗り継いで、予定通り12時42分に金沢駅に着く。 

 次の富山県泊駅行きは約1時間後となるので、金沢おでんを食べに駅ビル食堂街の『黒百合』に行ってみる。おでん定食があったので、ビールと合わせて頂く。あっさりとした味で、おでんの煮汁で炊いたご飯も美味しかった。

 今日の目的は新潟まで。金沢から富山県の泊駅行きの普通列車に乗る事になるが、ここで問題が発生する。大阪駅から金沢駅はJR西日本のエリアとなるが、金沢駅から先、直江津駅までは、石川県内は『IRいしかわ鉄道』、富山県内は『あいの風とやま鉄道』、新潟県内は『えちごトキめき鉄道』と、第三セクター路線となり、青春18きっぷが使用できない区間となる。一部では通過のみ可の区間もあるが、大半区間が通過乗車も不可となる。乗車するには、この区間の普通きっぷを購入するしかない。
 JRとして北陸新幹線のみの路線となるが、青春18きっぷでは乗車出来ない。あまりにも乗客の意向を無視した対応に、反論もしたくなったが、諦めて普通きっぷを購入して先に進みました。
 泊駅での乗換えを含めて、2本の列車を乗り継ぎ約4時間を掛けて直江津駅に到着。更に新潟行き快速列車に乗り継いで、新潟駅に着いたのは20時52分でした。
 初日は、金沢駅からのハプニングもあったが、予定通り大阪駅から乗換え時間を含めて、約14時間で600Kmを走破して新潟まで来ました。

 無事にホテルに入り、遅い夕食にと新潟名物のへぎ蕎麦を食べに出ました。『須坂屋そば 新潟駅前店』で、へぎ蕎麦と新潟の新鮮なお刺身に日本酒も頂きました。
 

 明日は、6時6分発の始発新発田駅行きで青森まで向かいます。

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