梅雨も本格的となった６月後半から、鳥取県の倉吉から岡山県の蒜山高原に行ってみた。
　天気予報では西日本で大雨予報が出ていたが、雨音を聴きながらのキャンピングカー泊も良い感じなので、災害級の大雨ならないことを期待して出発をした。
　丹波市のいつものSSで給油をしてから北近畿豊岡道を北上するが、次第に雷と雨脚は激しくなり、暗い雨雲を閃光が照らしている。９号線を鳥取方面へ走る予定だったが、急ぐ旅でもないので、養父市の道の駅ようか但馬蔵で車中泊とした。
　雨は夜半まで降り続いたが、夜明けには小雨となり、軽い朝食を済ませて鳥取へ向かう。
　鳥取市内に入っても雨は断続的に降り続くので観光も出来ず、湖山池畔から鹿野温泉の日帰り温泉に立寄り、道の駅はわいで車中泊をした。
　翌日も小雨が降ったり止んだりの天気だが、倉吉市の白壁土蔵群や赤瓦倉庫、旧国鉄の倉吉線を展示した鉄道記念館から関金町の倉吉線廃線跡を散策したり、はわい温泉の足湯や関金温泉の湯命館に立寄り温泉も堪能できた。そして、この日は無料でオートキャンプが出来る大山池野営場で車中泊をした。

旧国鉄倉吉線廃線跡　泰久寺駅付近にて

大山池野営場　無料でオートキャンプが出来ました。

大山池と蒜山を下る滝雲　大山池野営場より

　４日目は、国道３１３号線の犬挟峠にある道の駅犬挟で、食べてみたかった『わさび丼』を食べた。古くから大山の伏流水でわさびが栽培されていて、関金わさびとして特産品となっている。

道の駅犬挟で食べた、わさび丼

関金温泉　湯命館に展示されていた、里見八犬伝のKAMI像（カミカタチ）
鳥取県の特産品、因州和紙で製作されているそうです。

　５日、６日目は大山の麓、奥大山鏡ヶ成キャンプ場で２泊、オートキャンプを楽しみました。夜は２０度以下まで温度が下がり、焚火が暖かく感じました。また、早朝にはカッコウやアカゲラの木を叩く音が森に響き渡っていました。
　

鏡ヶ成キャンプ場にて

蒜山高原に建つ、隈研吾のモニュメント

大山とキャンピングカー　蒜山高原にて

　帰路は、真庭市の足温泉に立寄り、津山市から美作市と国道１７９号を通って姫路市から帰りました。

倉吉線廃線跡に行って来ました #short